3月19日(木)9時30分 ステージ上に整列した卒業生が,保護者や在校生,来賓としてご参列くださった地域の方々の温かい拍手に迎えられ,やや緊張の面持ちで式場内に入場しました。いよいよ卒業式の始まりです。 担任の亀永先生から名前を読み上げられるたびに,卒業生の「はい。」という心地よい返事が式場内に響きます。その後,自らの将来への決意を述べ,学校長から卒業証書を受け取ります。その姿は,実に凛として,頼もしく感じられるとともに,一つのことをやり遂げたという達成感や,これから始まる中学校生活への期待といったものが,一人一人の卒業生の一挙手一投足から伝わってきます。 続いて,学校長の言葉です。“多くの人たちに支えられながら,これまで成長してきたことへの自覚と感謝を大切に,今後も自らの可能性を信じて,積極的に行動していこう。”との趣旨のお話がありました。 また,PTA会長の塩澤様からは,マラソンで活躍した高橋尚子選手の言葉を紹介されながら,“夢への一歩を踏み出すことの大切さ”についてお話しいただきました。 そして,最後は,全校児童による「別れの言葉」です。これまでの学校生活を振り返りながら,卒業生は,在校生へのメッセージと自分たちの未来を切り拓いていく決意を,在校生は,卒業生へのエールと大和小のよき伝統を守り育てていくことへの約束を,力強い言葉と高らかに歌い上げるハーモニーとで,一人一人が精一杯に伝え合いました。 卒業式の後は,在校生と職員による見送りです。5年生が作る「花のアーチ」の下を,保護者の方と一緒に歩く卒業生の表情は,誰もが晴れ晴れとした,まばゆいばかりの笑顔です。 さらに嬉しく感じられましたのは,こうした卒業生の姿を,今年も多くの来賓の方々がお見送りくださったことです。昨年も感じたことですが,卒業生の今日の笑顔は,こうした地域の方々に見守られ,支えられながら,大和小学校で6年間を過ごしてきたからに他なりません。と同時に,今年の卒業生たちが,これからもこの大和の子どもとして成長し続ける姿を期待するとき,今後も地域の皆様の変わらぬご配慮や,温かい見守り等を切にお願いする次第です。 |
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