黒いスキー帽子にマスク、そして手にはバット。(これは、息子のプラスチックの物ですが…)とてもわかりやすい不審者役をさせていただきました。カーンカーンと、壁をたたきながら教室へ近付き、ドアをバンバンッ!教室からは「わ〜!」「きゃ〜!」と声が聞こえます。後ろから教室へ入ると、担任の指示で子どもたちは素早く前のドアから逃げ、隣のクラスに助けを求め避難しました。教室ではイスを倒しながら近付く不審者に、担任は机を押し寄せ防御。手に手に長ほうきやさすまたを持った教師が集まり応戦、不審者は降参しました。 しかし警察の方もお話されていましたが、不審者は「見るからに怪しい」人だけではありません。外見だけではわからないこともあります。知らない人にはある程度の距離をおく。一人では遊ばない。エレベーターに乗るときも、非常ボタンのそばに立つ。危ないことがあったら大声を出す。など、色々教えていただきました。世の中の人は,いい人が殆どです。しかし、ほんのわずかな悪い人のために「自分の身は自分で守る」ことを忘れてはいけないのも確かです。 |
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