10月6日(木)、学校向け文化体験プログラム「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」を5,6年生で実施しました。 狂言師である森浩一さんから簡単な狂言についてのお話をしていただき、実際に狂言の「附子(ぶす)」を上演して頂きました。(ぶすとはトリカブトの和名で毒をあらわす言葉です。内容は、『家の主が、「ぶすという猛毒が入っている桶には近づくな」と使用人言って外出する。しかし、その二人は桶の中身が砂糖だと気がつき、すべて食べてしまう。……主人の大切なものを壊し、毒をのんで死のうと思ったと説明する…』ような話です。)今まで見たことのない動きや、ことばの雰囲気に子ども達は驚きながら、真剣に鑑賞していました。 後半は、森さんが用意してくれた面や衣装を使って体験をしました。中にはたいへん貴重な面もあり少しハラハラする場面もありましたが、面をつけてみると案外似合っており楽しそうでした。歩いてみると、最後に男女2名ずつが衣装を着けて、『いろは(子どもが最初に習う狂言の演目)』を演じる体験をしました。また、『柿山伏』の中で演じられる動物の鳴き声を練習しました。いろいろな本物に触れる事が出来、楽しい時間を過ごす事が出来たようです。 |
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