新年度を迎えた全校児童が,初めて対面する会です。今年も6年生が,最高学年としてのプライドをかけ,何よりも1年生が喜ぶような楽しい会にするために,短期間であったにもかかわらず,その準備や運営にと活躍しました。以下に,会の概要をお知らせします。 まずは1年生の入場です。お行儀よく手をつなぎ,少々神妙な顔つきをした1年生15名が,6年生がつくる花のアーチの下を通って,体育館の最前列に用意された特別席へと進みます。次に,6年生が一人一人へのメッセージを書き入れ,色とりどりに装飾したペンダントを,2年生がお祝いの言葉とともに,1年生の子たちの首にかけました。そして,2〜6年生からの大きな拍手。さらには,「すてきな友達」の歌で1年生の入学をお祝いしました。 続いて,全校児童で「爆弾ゲーム」を楽しみました。ネーミングは何とも物騒ですが,ルールは実に単純明快で,みんなが輪になり,爆弾に見立てたボールを音楽に合わせて隣の子に回します。間もなく音楽が止まり,その時にボールを持っている人が“アウト”となって,輪の中心部へ移動するというものです。あまりにもシンプルなゲームですが,先生たちも加えた約150人でやりますと,このシンプルさが受けて,どの子の顔も(もちろん先生方も)何とも楽しげな表情にあふれていました。まさに,6年生の企画の勝利とでも申せましょうか…。 最後は,1年生から歌のお礼です。曲目は「1年生になったら」です。これまた短期間の練習であったにもかかわらず,伸び伸びとした迷いのない歌声が体育館に広がりました。1年生は,小規模校の当校のなかでも一番人数の少ない学年ですが,その分“一人一人が自分の役割を精一杯に果たしていくぞ!”といった気概のようなもが感じられ,私は,この子たちを見守りいただいているすべての人々に深く感謝申し上げなければならないと思いました。 〈追記〉 5年生以下が会場を後にするやいなや,6年生が片付けに奔走しました。そのチームワークと手際のよさも,また見事でした。
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